12月議会、今回の提案は3つ。
その1)通学区の見直しについて
現在、敦賀市の公立小中学校では 基本的には、
通学区で指定された学校に通学するものとされています。
だけど、住んでいる地区だけで「はい、あなたはここ」って決めつけるのって、
個性や多様性を認める教育をする今の時代、無理があると思いませんか?
指定は絶対ではないのですが、狭き道ではなく他市町のように、もっと明確な開けた道であって欲しい。
そこでより柔軟に学校を選択できるようにすべきだと提案しました。
・学校選択制の導入
・指定学校の変更要件の追加
・指定要件の基準の明確化
(わかった事)
・保護者からの就学校変更の相談数 →過去3年で、のべ397件!
(想像よりかなり多くの方が求めていると聞いてびっくり!)
・西小学校は、卒業とともに中学校への進学がおよそ7:3に分断されてしまう。
その年によるが5人にも満たない年もあったとの事💦
保護者や生徒からは「寂しい」「心細い」「少なくてすごく嫌だった」
などのお声が多数ある。
これは学区の編成が原因で起きているが、通学区の見直しをして頂けないか。
→隣接区域選択制という学区制度も、地域の歴史を重視し見直しを行う予定はない。
・保護者から「その他」に該当する理由で就学変更の相談があった場合、
その保護者に対して「転居」などの理由で就学校の変更を勧めるようなことはしていないか。
→していない
(以前は、言い間違えか聞き間違えがあったようですね)
・閣議決定では
「児童生徒や保護者を含む地域住民の意向を十分に踏まえた検討を行うように」
ともありますが、敦賀市において、実際どれだけの児童生徒や保護者が、
通学区の見直しを求めているか把握するためにも、
学校選択制の導入や変更要件の改正について、
アンケートをされてみてはいかがでしょう。
→アンケートは考えてない。
住民の意向をアンケートで確認せずとも、
相談件数を見れば多数の需要は見えてるようですね(-_-;)
教育委員会のHPの表(写メ参照)には明記されてませんが、
実際部活等が理由での変更は認められています。
それが、 少年スポーツをしていれば認められて、
金銭的都合等で小学校時代はそれができなかったけど中学校からは頑張りたい!
という方が「実績や、やる気がない」等と認められないとなると、
それは不公平だなと感じます。
もともと学区変更の発想すらない方もいらっしゃいます。
変更理由を公表しない場合、 ある人は認められ、
ある人は認められないなど、不平等になる可能性が高いため、公表すべきです。
→プライバシーを理由に公表しないとの答。 もちろん個人を特定できないようには前提です(^^;
例えば、指定は絶対ではないことや、
変更条件が必要ならその変更条件を、
指定校を知らせる通知書に書き足すなど 公表する事で、
認められている事を知らずに諦めさせられる子どもが出るような不公平な事を避ける事ができます。
文科省でも、閣議決定の趣旨に沿って
「就学する学校の指定変更を認められる具体的な場合を予め明確にし公表するよう」
定めています。子ども達の学ぶ権利を尊重するためにも、
公表して頂けるようお願いしました。
●保護者の方● 学区変更の「等」や「その他」
に含まれるものは公にはされていませんが
「個人的にご相談ください」との事なので、これからも何かしらの基準に沿って、
対応はされていくようです!
一般的には近い学校に通うのが一番楽です。
学友もいますし。 「それでも他の学校に」という場合、
それぞれ相応の理由があります。 (いじめられてる事を言いたくない等)
言葉にできない理由もあります。それでなくとも多様化の時代です。
個性を伸ばしていく教育を、住んでいる地区だけで縛らず、
もっと障害なく、学びを確保される社会になればと思います!
・文科省からは 「毎年、通学区を検討するよう」
指針が出ていますが、敦賀市では学校の開校・統廃合以外では、
S28年以来(もう70年近く)通学区について検討されてこなかったそうです。
基本、戦後のまんま。戦後はそれで良かったかもしれませんが、時代は令和です。
今と、これからの子ども達のために、もうそろそろ見直していくべき時期では。
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