天筒山浄化センターで水道の話を聞いてきました。

 メリークリスマス!

 イヴの昨日は、「天筒山浄化センター」に行ってきました♪✨


 資料を読んでも、水道の事、いまいちよく見えないので直接教えてもらいに!

 水道!熱い!面白い!



(1)ポンプで送る

 水道って、家庭などまで届けるまでに、基本、直接ポンプで届けません。

いちいちポンプで山の上の貯水池まで上げるんです!そこから重力という自然の力を使って、遠方まで届けているそうです。

例えば、手筒山付近のポンプ場から、それを繰り返し東浦や西浦までも届けているそう。

 

どうせポンプ使うなら、平地を通った方が電気代安くなるのでは?

・・・と思ったら

 例えば、ポンプ場が災害等で電気を使えなくなった場合、

直接送っていれば水は止まりますが、貯水池の水は重力で流れるだけなので、

しばらくは使えるんですって! 以前、災害時もしばらくは水が出るから…

とあって、なんで?と思ってたのですが、そういう事だったのかと納得)

 

電気代でいえば、水は時間帯による使用量の違いがありますが、

それも貯水池に継続的に送る方が、

ポンプの電気代も効率よく使えるというメリットもあるそうでした

なるほど~!



 (2)貯水池は身近にある

「貯水池」と呼ばれるものが市内に複数あるそうで。

「見た事ない、イメージつかない」と思ったら、

貯水池と呼ばれてるけど池じゃなくて、大きなタンクであるそう。

例えば、沓見手前の「USA」辺りから山の方を見ると、

青い四角い貯水池(貯水タンク)が見えるそうです!

身近な例を聞くことで、水道がどんどんリアルに!自分の家の水は、

どこの井戸水で、どこのポンプ場や貯水池を経由してるんだろう?✨ 



(3)すごい距離

 市内には網の目のように水道管が張り巡らされていて、

その長さは、およそ580km!敦賀ー大阪間が約150kmとしたら、

2往復できるくらい! 昔、生理解剖で習った

「ヒトの小腸のひだを広げると、テニスコート1面分の広さ!」

くらい衝撃でした!



(4)これからもずっと続くもの

 水道管の法的耐用年数は40年といわれてるので、

これを年間10kmずつ新しいものに更新していっても50年。

その頃にはもう始めに工事した水道管を、新しいものに変えないといけない。

この先も、未来ずーっとずーっと更新し続ける!( ゚Д゚)時を超えるロマンを感じました!

<水道大事!>



 今回、水道は私達の生活に欠かせない大事な事業だという事を

改めて実感しました。

だからこそ、国が決めた独立採算制はおかしい。

贅沢品ではない生活必需品の値上げは、

お金の余裕のある人には負担が小さくても、

余裕のない人には重くのしかかるのだから。       



<民営化については>

 利益の出るような事業でない水道事業を民営化することで、

利益を上げるための、経費削減による水質悪化や、値上げ、

結果的にさら税金がかかるなどの失敗例が多数あります。

 

日本より先に、

金銭的援助を条件に民営化させられた地域が世界では多数ありましたが、

そこも今は上の理由によりどんどん公営化に戻しています。


 それでも次の標的になった日本では、大きな住民運動の甲斐むなしく、

民営化している自治体もあります。福井県内市町はいずれも予定しておらず

「自治体が責任を持つべき」とも昨年の新聞にはありました。

 

日本人は比較的、足並みを揃える性格はあるのですが、

赤信号を周りが渡ったとしても、同調圧力に負けず、

一緒に渡らないで欲しいと思います。


<お話を聞きに行くことで>

 水は当たり前にあるけれど、見えてなかったその必要性を、

より身近に感じる事ができました。それに水道の楽しさも!

 

その感動の内容をお伝えしきれないのが残念。

またお話しますし、「誰でも見れる社会見学もしてるので、ご連絡ください」

との事でした(^O^) 今回は事業について勉強に行ったので、

社会見学ではありませんでしたが、水道を身近に感じれる貴重な経験にもなりました。 親子連れ社会見学ツアーしたくなりました♪


#敦賀市 #水道代 #値上げ #水道が近くなった #敦賀は水がキレイなので塩素などの薬も少なく済む

敦賀市議会議員 三國真弓

福井県 敦賀市議会議員 三國真弓の公式サイトです。 「政治は変わらない」と、ずっと勝手にあきらめてきましたが、それでは何も変わらないと思い立ちました。 私達の事は(あきらめずに)私達で変えていきましょう! 市議はたった24人しかいません。24人の視野など限られています。 より良い街にするために、お気軽にどんどんあなたのお声をお聞かせ下さい!