先週金曜日は、先日アップしました新幹線研修会の後に、ご相談伺い。
そして、次のご相談までの間に 『中池見湿地』を視察してきました。 (活動に報告が追い付かず…すみません💧)
中池見湿地は敦賀市にある宝の1つです💎 何が宝って、絶滅危惧種という、絶滅の危機に瀕した生物が、この中池見湿地には、なんと80種類以上も存在しているんです❗ 80種類て、相当ですよね! その数に納得の、タイムスリップしたかのようなすごい素敵な場所が敦賀市にはあるんです!ラムサール条約にも登録されています。 (湿地の保存に関する国際条約)
敦賀市では今、国際条約を結ばれているその中池見湿地の『保存のための費用』や、 『スロープカーの存続』などについて、市民から多くのお声があがっています。
「自然って、わざわざ手をかける必要があるの?」 と私も以前は思っていましたが、 実は湿地って、放っておいたら湿地でなくなってしまうんです。すごく単純に言うと、枯れ葉などをそのままにしておくと、栄養が増え過ぎて豊かな土壌になる =環境が変わり湿地でなくなる =湿地に住む生き物も生きれなくなる。自然保存=手をかける必要がない …なんて、単純なものではないんですね。
「みんなの中池見、どうなるの?」、「保全費用をどう捻出していくのか?」、「スロープカーがなくなるという事は、 中池見湿地には身障者やベビーカー連れはもう行けなくなるのか?」・・・市の説明会では スロープカーは、機械が旧式過ぎて、点検・修理できる業者が九州にしかいない。その費用も含め、動かなくなれば、スロープカーをなくしていく。「樫曲ルート」からは車でも入れる。との事でした。経費削減で、冬場のセンターも閉鎖する条例をあげています。
そんな裏道がある事を知らなかったので 「樫曲ルート」はどんな所かを 見に行ってきました🚙💨 (写真下に地図) 左下…
中池見は□で囲っているビジターセンター近くの 藤ヶ丘駐車場からのルートが有名です。駅や市街地からもそこが一番近く、そこから山道を通り抜けて、湿地に向かいます。 (私含めそこしか知らない方も多い) スロープカーもここからビジターセンターに向けてあります。
右上端にある樫曲駐車場からの徒歩30分くらいかかるルートが樫曲ルートです。 (🅿️から★まで歩きます)
樫曲駐車場に着くと 「許可車両以外通行止め」と、 車止め(杭)がありました。 ここが解放される感じなのかなと中に入っていくと、車一台やっと通れる幅の道。一方は山、もう片方は段があり、横は小川や川にも面してます。
「これ、 対向車が来たら、どうするんだろう。」人によれば「すれ違えるスポットもあるんだから、町の人には狭く見えても、うちの田舎に比べたら全然マシ」と言うお声も。でも中池見のような大自然に遊びに来る方が、田舎道に慣れてるとは限りません。私でいえば、あの道を、数十メートル以上バックする自信はありません。
それに 「観光スポットを、ベビーカーで歩いていて、山影から急に対向車と鉢合わせ」 なんて事もありえるって事ですよねΣ( ̄ロ ̄lll) 車椅子で山道30分以上はかなりきついですし、むしろ無理に近い。ワダチなどの凸凹も多く車椅子で通るには危険も感じます。 =車も通れる必要がある。
説明会で 樫曲ルートの話をお聞きした時 「スロープカーがなくなっても、車で行けるならいいのかな」 とも思いましたが、 いざ見に行ってみると 「観光地の交通安全管理どうするんだろう」…と、むしろ心配を感じて帰ってきました。
中池見湿地について 来週からの一般質問では 5名もの市議から、敦賀市に対して質問が行われます。
さらに長くなっちゃうので 議会の日時等は、引き続き投稿します。
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