今回、私は初めての選挙を体験しました。
そこで思ったのは
初めての選挙と初めての子育ては
一緒だな~ という事。
どちらも、
(新しい世界で知識がないので)
経験者の声や噂話に振り回される。
「抱き癖つくよ!」
と、言われ
泣く我が子を抱っこできなかったお母さん。
「小さい頃に、たたいて教え込んでおかないと」
と、泣きながら我が子のお尻を叩かされたお母さん。
怒鳴りたくないのに、
「この子の将来のため!」
「世間様の前では、怒ってる様子を見せないと、
子育て放棄に思われるよ!」
と、脅されたお母さん、お父さん。
そのような後悔や不安の声を聞いてきました。
何が辛いか。
我が子を大事にできない事がつらい。
そして、
自分の思う子育てをできない事もつらいんです。
自分の大事な物を大事にできないって
ほんとに辛いんですよね。
子育てでも何でも、
知識が無い世界では、
周りの声に振り回されます。
他に情報が無いからです。
しかも、日本だけかな?
わかってないなら、黙って従えばいい。
という空気ありません?
「何か嫌だな」という自分の素直な感覚を
表現する事すら、難しい空気。
「いいから、言われた事しなさい!」
「皆、してるでしょ」
と、自分の感覚や感情を後回しにする事を
教育されてきた私達は
自分の感覚に耳を傾けたり、
表現する事をためらうんです。
表現をためらっているうちに、
強い声、大きい声に流されてしまう。
「皆してるから、こうしなあかん。」
その考えが、自分の感覚とかぶるものなら
抵抗もないと思います。
でも、従来の方法には
私の感覚とは違うものが多くありました。
私の場合、
今までの人生で
政治に縁がなく(敬遠していた)
不信感が強かった分、
自分がされて困る事がいくつかありました。
そして、
自分が嫌な事は、人にしたくありませんでした。
例えば、選挙カー。
(通る選挙カーが
応援したい方だったら全力で手をふる。
楽しい!
だけど応援したい人じゃなかったら
生活を侵害された感、半端ない。)
↑ あくまで、私個人の感想です。
いつ誰が来ても応援したい!
という方もいらっしゃると思います。
それでも、
やはり知らない世界は
不安が大きすぎて、
大多数がしてる事を、そのままマネして
しまった事もあります。
「握手しなあかん」と思い過ぎて、
無理に握手を求めてしまった事もありました。
(すみません)
初めての事は、戸惑いだらけです。
不安になるのは、
信頼できる情報がないからです。
情報がないほど、
正しい・正しくないに関係なく
「普通はこうするもの」に
影響を受けてしまうんです。
子育ても、
信頼できる情報があれば
「普通」を押し付けられても
横に置けるようになります。
恵まれた事に、私は
子育ても選挙も
慣例ではない方法を知る機会がありました。
(感謝の気持ちでいっぱいです)
「普通はこうだからこうするべき」
だけが「正しい答え」ではなく、
ルールの中で
「自分が納得するもの」を
選べる社会がいいなと思います。
自分らしい選択をするには、
知識が必要ですね。
生来、無鉄砲な私ですが
初めての政治活動に向け、
頂いた資料や、本を読んで学んでいます。
「これ、めっちゃ面白い!」
と興奮したり
「よくわから~ん!」
と、天井を仰いで
大の字になったりしながら(笑)
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