今回の議会

今回の議会での、私の提案(質問)は2つ。

(明日水曜か木曜に、私の順番は回ってきそうです。)

いつにも増して目まぐるしい日々だったので、今回は(今回も)

夏休み明け前の小学生のように、半べそかきながら質問事項をまとめています(笑)  

 

 

1つめ。

【避難所の男女共同参画について】 

 全国的にも避難所等の、性暴力の予防について対策が必要とされています。

敦賀市において市民が安心できる仕組みはあるか、どのようなものか。

確認と提案をします(`・ω・´)ゞ✨

 

 

担当課さんからしたら

「新型コロナ対策で、避難所運営の変更もある今、

性暴力予防の話まで持ってくるかー?」

 

というタイミングかもしれませんが、だからっていつまでも

後回しにできないのが災害対策です。

 

ここ数年、私自身がずっと気になっていたテーマでもあり、

各地の災害状況を目の当たりにする中で、

ママや若い女性などの緊張感も増しています。

 

子ども達は、自分の身を守る術どころか、

自分の身に起きるかもしれない可能性すら知らされていません。

「今しないで間に合わなかったら後悔しきれない」と思い、

今回質問する事にしましたm(__)m と、お伝えしました。

 

 

  

以下、質問通告書コピペです。(解説も少し入れてます) 

 

 

※質問通告書とは・・・

本番?までに、質問を提出しておかないと、行政が答えを準備できないので

(数字など調べる事に時間がかかりスムーズな進行とならないので)

基本の質問を提出する仕組みになっています。 

敦賀市の一般質問は片道30分まで(質問する側の時間のみ計られます) 

 

 

提出した質問の後は、その答えに合わせて再質問をしていく仕組みで、

台本があるわけではありません!

 

 

「議場には魔物がいる」と言われ(甲子園みたい)

普段キレキレの方でも、後になってから「こう切り返せば良かった」

となるようです。何がどう転ぶかも見もの?です。

ちなみにウブな私は、しょっちゅう豆鉄砲くらった顔や

フリーズする姿をお披露目してしまってます( ノД`) 機転力が欲しい…  

 

 

 

(話が長くなりましたが、以下、発言通告書) 

 

 

【1. 避難所の男女共同参画について】 

 

 

<質問趣旨> 

避難所では「命が助かったのだから」と、

それ以上の事は我慢すればいいという見方になりがちである。

 

しかし、命さえ助かればその他の事を求めるのは、わがままか。

 

備え準備をする事で、人としての最低限守られるべき環境を

守る事もできるのではないか。


高齢者・乳幼児・妊産婦、傷病者や障がい者などの災害時要援護者だけでなく、

女性や子どもにも、弱者特有の問題もある。

それらにも配慮することが、多くの人が安心して過ごすことができる環境になる。

 

弱者の視点を多く反映できるよう、

避難所の準備においても、弱者の視点に、より耳を傾ける必要がある。

 

 

 

(1)女性・子どもへの性暴力に対する危機管理 

 

 

・敦賀市の避難所運営マニュアルにおいて、

女性・子供に対する性暴力を予防するために、

どのような施策が記載されているか。

 

  

※性暴力・・・「性被害」という言葉は、

被害者にだけスポットが当たっていて、加害者の存在が薄れたり、

加害予防のための教育


・対策などが放置されてしまいがちだったため、

「性暴力」という言葉が使われています。

加害者がいなければ被害も起きません。

被害者へだけの視点(自分には関係ない)としないよう、

「性暴力」という言葉が使われるようになっています。性暴力は、

男女関わらず全ての住民の問題として取り組む必要のある問題です。 

 

※性暴力・・・強姦だけでなく広義として。

虐待の定義のように暴力とは言葉の暴力も含みます。

(セクハラ発言も)


「そんな服着てるから襲われたんだ」等、被害者の非を無理やり探し、

性暴力を被害者の自己責任とするような「被害者の二次被害」

と言われる発言も言葉の暴力です。

今回「女性と子供への」としていますが、もちろん、

被害を受けるのは女性に限りません。

 

 

・避難所等においての性暴力(DV含む)

の可能性はどのように教育・啓発しているか。

啓発のためのマニュアルなどはあるか。 

 

 

・男の子もトイレなど1人で行かせない(2人以上で行動)

・我慢する事で加害がエスカレート

 (自分さえ我慢すれば…では、さらなる被害者の可能性も)

・被害を受けた時、どこに相談・報告すればいいか。 

 その後の医療や法的サポートなどのフォロー体制は?

・避難所以外や、帰宅後、仮設住宅での防犯方法 など

 

   

 

 

(2)避難所運営における女性視点の活用 

・敦賀市における避難所運営マニュアルにおいて、

女性・子供に対してどのような配慮がなされているか。

 

・また、そのマニュアル等において、各避難所における避難所運営委員会に、

3割以上の女性の参画は促されているか。

(↑内閣府の通達による割合が3割以上となっている) 

 

 

 

 <今回のポイント>

・敦賀市の性暴力に対する危機感

・市民の安心して過ごせる仕組み

 

 

 

「これは大丈夫かしら?」「こういうのはどう?」などあれば、

コメントでもメッセージでも、お声をお寄せ頂きたいですm(__)m♥


敦賀市議会議員 三國真弓

福井県 敦賀市議会議員 三國真弓の公式サイトです。 「政治は変わらない」と、ずっと勝手にあきらめてきましたが、それでは何も変わらないと思い立ちました。 私達の事は(あきらめずに)私達で変えていきましょう! 市議はたった24人しかいません。24人の視野など限られています。 より良い街にするために、お気軽にどんどんあなたのお声をお聞かせ下さい!